2種類あるゴルフ会員権の預託金について知ろう

ゴルフ会員権の預託金は、払い込むタイミングで2種類に分けられることを覚えておきましょう。単にゴルフ会員権の預託金という場合は、ゴルフ場の新規会員募集に応募した人が、入会時に運営会社に預け入れるお金のことを指します。運営会社は、新規会員から指定された金額の入金を確認後、会員権証書を発行して会員へ送ります。新規メンバーは権利を獲得した段階で、ゴルフ場の各施設の優先利用権や預け入れたお金の返還請求権が得られますが、据置期間中は返還請求権は行使できません。

据置期間は、10年から20年の間で設定されているのが一般的です。一方で、全国各地にあるゴルフ場の中には、市場取引でゴルフ会員権を取得した場合に入会預託金を支払わなければならない仕組みになっている所がいくつかあります。先に述べた通常のゴルフ会員権の預託金は安い所でも数百万円、高額だと数千万円もの金額になっているのに対して、市場取引で会員権を購入したときに預ける費用は100万円から500万円程度と比較的少額です。それゆえに返還も受けられやすく、退会時に手続きをとり、会員権を手放したタイミングで預け入れたお金が返されます。

ゴルフ会員権の預託金は、新規入会時に支払うものについてはゴルフ場の造成に、会員権取得後の名義書換を際に支払うものについては場内の施設の運営や整備にあてられます。どちらもゴルフ場を営業する会社にとっては重要な収入源の一つであり、会員集めがうまくいかないと経営状況の悪化につながる可能性があります。ゴルフ会員権の預託金のことならこちら

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